3歳児は自我が強くなり、IQ や社会性を鍛えるのに大事な時期です。
2歳以前と比べても、3歳児の知育玩具には、より色々な機能が求められます。
この記事では3歳児の知育玩具の選び方と、オススメの知育玩具5選を紹介します。
3歳の知育玩具を選ぶ基準
これから紹介する3歳の知育玩具を買うのに重要なポイントを解説します。
- 社会性が身につく
- 創造力を養う
- 論理的思考力を養う
- 言葉を学ぶ「本や図鑑」
- お子さんが興味を持つようなおもちゃ
知育玩具に限らず、3歳児のお子さんを育てる際重要なポイントですので、お子さんの教育を考える参考にしてください!
①社会性が身につく
3歳になると、友達と遊んだりするなど「社会性」が発達していきます。
周りとの関わりを通じて、共感力を身に着けたり、ルールを守ることを覚えたりします。
3歳前後のお子さんにとって、人との関わりを増やすのは、社会性を身につける上でとても大事でしょう。
周りとの関わりは「遊び」から生まれます。複数人で遊べるような知育玩具があれば、お子さんが社会性を身につけるのに大いに役立ちます。
社会性を養うおもちゃの例
- おままごとセット
- トランプ
②創造力を養う
「創造力」とは「自分で新しいものを作り出す力」のことです。
頭の中でイメージするだけでなく、実際に作り出し、形として残します。
AI化が進む現代ではますます重要になってきますし、また「自分なりの解決策を作り出す」という点で、学校の成績に大きく影響する力でもあります。
3歳はこの創造力を大きく使うようになる期間です。
公園で砂場の城を作ることやクレヨンでのお絵かきは、まさに創造力の独壇場と言っていいでしょう。
創造力を養う知育玩具の例
- レゴブロック
- プラレール
③論理的思考力を養う
「論理的思考力」とは、物事を筋道立てて考える力のことです。
算数の問題を解く元になっているのも、会話ができるようになるのもこの「論理的思考力」がもとになっています。
3歳は「論理的思考力」 のもとになる脳の前頭葉が大きく発達する期間です。
この期間に「論理的思考力」を鍛えておくことが、学校の勉強、ひいては仕事ができるかどうかに大きく関わってきます。
論理的思考力を養う知育玩具の例
- パズル
- ピタゴラス
④ひらがなや算数を学べる
3歳にもなると、ひらがなや算数、英語など、勉強を始めるかどうか、大きな悩みになってきますよね。
しかし、3歳児の子どもは反抗期、いきなり勉強をさせようとしても「イヤイヤ」と反抗されてしまいます。
いきなり勉強を始めようとしてもうまく行かない場合、まずは知育玩具から始めてみましょう。
ひらがなや算数も、知育玩具を通して楽しみながら学ぶことができます。
ひらがなや算数を学べる知育玩具の例
- かるた
- そろばん
⑤お子さんが興味を持つようなおもちゃ
最後にこの年代のお子さんが最も鍛えられる力が、「好奇心」です。
創造力や社会性を身に着けつつあるお子さんは、目の前の新しいものに飛びつきます。
好奇心を刺激するには「お子さんの反応がいいおもちゃ」が一番です。
3歳向けのオススメ知育玩具を紹介!
ここまで3歳のお子さんの知育に大事な要素を紹介してきました。
これらの要素をあげるのに、効果的な知育玩具を5つに絞りました。紹介します。
①【社会性が身につく】おままごとセット
ボーネルンド ダントーイ I’m green ディナーセット

おままごとは3歳児に、もっとも良い影響のある遊びの一つです。
大人と同じ動きを真似ることで、生活力を育み、みんなで遊ぶことで集団で過ごす「社会性」を高めることができます。
そんな社会性を身につけるおままごとセット、今回はボーネルンドのおままごとセットを紹介します。
ボーネルンド
ボーネルンドは教育玩具、育児用具などの輸入、開発、販売会社です。子どもたちの育成に「あそび」が必要だと考え、「あそぶことは生きること」をもとに、本当に子どもたちに必要なおもちゃを提供している、日本国内の知育玩具販売の代表する会社です。
参考:「ボーネルンド公式サイト」
ボーネルンドのおままごとセットは、「自然にやさしいおままごとセット」がキャッチフレーズ。
自然に優しい素材で作られており、シンプルなデザインで部屋にも馴染みやすいです。

また、内容物の種類の多さが魅力です。
お子さんに秋が来ませんし、友達が何人でも一緒に遊べますよ。
価格 | 3,768円 |
素材 | ポリエチレン |
サイズ | 33×17.5×17.5(単位:cm) |
対象年齢 | 2歳以上 |
\おままごとで遊ぼう!!/
②【創造力を養う】カーペンターテーブル
I’m TOY カーペンターテーブル

次に新しいアイデアを形にする「創造力」を鍛える玩具が、こちらの「カーペンターテーブル」です。
カーペンターテーブルは、ネジや大工用具を使ってテーブルにパーツを取り付けたり、自分で新しい玩具を作ったりする遊具です。

誰に答えを与えられるわけでもなく、自分で何を、どのように作ればいいか考えることが、カーペンターテーブルのメリット。
様々なパーツを使ってつくるものは、お子さんの思いのまま!
可能性は無限大で長期間遊べますし、パーツが丸く、大きいのでケガをする可能性も低いの嬉しいですね。
価格 | 11,000円 |
素材 | 木材 |
サイズ | 19.9×45.01×45.01(単位:cm) |
対象年齢 | 2~5歳 |
\創造力を鍛える!!/
③【思考力を養う】モンテッソーリ教育パズル
モンテッソーリ教育 パズル

自分の頭で答えを見つけ出す、「論理的思考力」を鍛えるのに最適なのが、こちらの「モンテッソーリ教育」のパズルです。
子どもは何も教わらなくても、自発的になにかに取り組む「自己教育力」を持っています。
歩こうとしますし、話そうとします。
子供のそんな力を促す教育法が、モンテッソーリ教育です。
モンテッソーリ教育で鍛えられる「自分の頭で考え、正しい答え導く力」は学校の算数や国語の力に直結します。

パズルの「自分の頭で考えて、完成形を導いていく」過程はモンテッソーリ教育には最適です。
特にこちらのパズルは、指先でつまめるほどの薄さと、カラフルさが魅力。
「第二の脳」と言われる指先を使うことで高い知育効果を誇ると同時に、色彩感覚を身につけることができます。

ピースを組み合わせることで、新しい図形を作り出すこともできるなど創造力のアップにも一定の効果がありますよ!
価格 | 1,380円 |
素材 | 木材 |
サイズ | 26.8×17.5×1(単位:cm) |
\論理的思考力が養われる/
④【計算をはじめる】くもんの玉そろばん
くもんの玉そろばん

「そろそろ子どもに勉強を始めさせたい…」と思われているなら、まずは知育玩具から始めるのも有効です。
こちらの「くもんの玉そろばん」は、玉をはじきながら声に出して数えることで 、120までの数字を楽しく覚えられる玩具です。

数の数え方は付属の紙に書いており、これを見ながら数の法則を覚えていきます。

知育玩具が充実していく背景で「そろばん」は再度注目を集めています。
まず、数を数えながら、自分で玉をスライドしていくため、数字を視覚と動作で理解できることがメリット。
また、3歳児には少し早いですが、クイズ感覚で「右の玉から左の玉を引くと、どれくらいの数になる?」と聴いてやれば算数の教育にもなります。
価格 | 2,207円 |
素材 | 木 |
サイズ | 13×32×28(単位:cm) |
対象年齢 | 3歳 |
\数を覚える!!/
⑤【言葉を学べる】アンパンマン ことばずかん
アンパンマン ことばずかん

算数と並んでお子さんに教えたいのがひらがな、そしてアルファベットではないでしょうか。
3歳は会話能力が大きく上がる時期です。
4歳までの間に平均1700語程度の言葉を覚え、大人との会話もできるようになってきます。
こちらの「アンパンマンことばずかん」は、アンパンマンとのふれあいを通じて、言葉の使い方を学ぶ知育玩具です。

タッチペンで絵本をタッチすると、絵にあった名前をアンパンマンのキャラクターが喋ってくれます。
含まれる単語数は日本語1400語以上、英単語は800語以上と、アンパンマンの形をしているだけでなく、言語教材としても優れています。
また、「えほんを よむ」といった、二語の文を組み合わせて文章を作るモードも備えています。
そのため、ただ単語を覚えるだけでなく、自分で文章を作る論理構成力も高めることができます。
可愛いキャラクターが大好きなお子さんに、勉強をしてほしい…そんなときにこの知育玩具は大きなモチベーションになるでしょう。
価格 | 9,950円 |
サイズ | 53.34 x 27.71 x 4.39 (単位:cm) |
対象年齢 | 3歳以上 |
\アンパンマンと英語を覚えよう!!/
まとめ
ここまで3歳児におすすめの知育玩具を紹介しました!
知能、コミュニケーション能力ともに飛躍的に上がる年齢である3歳。
この時期の教育で今後の学校生活が決まると言っても過言ではないでしょう。
知育玩具は教育途中の3歳のお子さんが主体的に取り組める、とても効果的なツールです。
ぜひお子さんのためにような知育玩具を見つけてくださいね!