子どもの教育手段として定番の知育玩具、中でも「公文」はよく名前の聞くブランドではないでしょうか?
実は、あらゆる知育玩具の中でも、公文のおもちゃは論理的思考力、創造力、問題解決力など、お子さんの将来の可能性を拓く力が身につきやすいです。
では、なぜあらゆる知育玩具の中でも公文のおもちゃは優れているのか、そこで今回は公文のおもちゃの優れている3つの理由と、おすすめのおもちゃ5つを紹介いたします!
「いろいろな知育玩具を買ってみたけど、将来子どもに良い影響が出るのか分からなくて不安…」
「みんなこれから育つ子どもには、論理的思考力が必要とか言うけど、何から初めたらいいか分からない。」
という不安を持った皆さまに役立つ記事となっています。ぜひ参考にしてください!
公文のおもちゃが優れている理由

まず、将来の可能性を広げるために必要な要素
- 社会性
- 創造力
- 論理的思考力
- ひらがなや算数の学習
この4つに関しては以下の記事で説明していますので、そちらをご覧ください。

これら4つに加え「問題解決力」が存分に鍛えられるのが、公文のおもちゃです。
では、これら5つの能力を学ぶことの、一体どこが良いのか、それには公文のおもちゃに組み込まれた3つの仕組みが関係しています。
理由①…遊ぶ中で、最大限の知育効果を目指している
公文のおもちゃは受け身になるのはなく、お子さんが自発的に動く中で、遊ぶ中で最大限の知育効果を得るように、さまざまな仕掛けが用意されています。
遊ぶ中で学ぶ玩具の代表例が、積み木です。
積み木は子どもたちが頭の中でイメージした物体を作り上げる「創造力」。
更にどのブロックを、どの順番で積み上げたら良いのか考える「論理的思考力」と、考えた結果実行に移す「問題解決力」まで鍛える、優れた知育玩具です。
しかし、公文のおもちゃは更にもう一歩踏み込みます。
たとえば、公文の積み木は、ひらがなを記してあります。
それにより、ただイメージした物体を作るだけでなく、ひらがなをヒントにして積み木を積むようになります。
そうやって自ら単語を作っていく中で、上記3つの能力に加え、日本語の単語も楽しみながら身につきます。
このように、普通のおもちゃに加えて、更にもう一つスキルを生むような工夫がされていることが公文のおもちゃの強みの一つです。
理由②…簡単に効果が得られる工夫がされている。
公文のおもちゃは、知力や学力を鍛えるのではなく、極力簡単に効果が得られるおうに、工夫されています。
例えば、英語を学ぶカードゲームは、英単語だけでなくイラストが、英単語より大きく記述されています。
これは人間の脳は文字だけで覚えるより、画像を含んだ学習の方が内容を想起しやすく、記憶に残りやすいと言う「画像優位性効果」が期待されているためです。
イラストをまず目にして、そこに紐付けて視覚的に覚えることで、ただ英単語を覚えるより、楽に単語を覚えられるようになっています。
引用:(「画像優位性効果/UX TIMES」)
理由③…守破離が身につく
人が何かを学習するのに、一番の早道だと言われているのが「守破離」です。
「守破離」とは、まずは他の誰かの事例を真似て、それが完璧にできるようになってはじめてオリジナリティを生み出していく学習プロセスです。
例えば算数で割り算のやり方を一から自分で見つけるのは、非常に難しいです。
まずは学校で計算方法を学んで、そこからはじめて、数を変えてみたり、割り算や足し算と合わせてみたりします。
このように「守破離」は、人間のあらゆる学習に通じている、超重要な思考プロセスです。
しかし、多くの知育玩具で重視されるのはオリジナルを生み出すこと。何かを見て学ぶ守破離を身につく玩具はとても少ないです。
ただ、公文の知育玩具は、数多くの実践例が掲載されており、まずはその例を忠実に真似ることを、子どもに勧めます。
そのため、親があれこれ言わずとも、学習例を真似る中で「守破離」の思考回路が自然に身につきます。
公文のおもちゃのおすすめ5選
それでは、公文にどのような玩具があるのか見ていきましょう!
①試行錯誤で「論理的思考力」が身につく
くみくみスロープ
まず初めに勧めるのが、「くみくみスロープ」です。


「くみくみスロープ」は自分でスロープを組み立てていくおもちゃです。
いろいろな形のパーツが用意されているので、作り変えは自由自在!お子さんも飽きることなく楽しめますよ!

- 論理的思考力が鍛えられる
くみくみスロープではボールを転がして遊べます。
しかし、ちゃんと転がるようなタワーにするには、パーツの向きや高さなどを正しく合わせる必要があります。
合わせるために、パーツの特徴を理解し、ボールを転がしながら試行錯誤する、その過程でお子さんの論理的思考力を鍛えることができます!
- 手先を動かす
手先を器用にしていくことが計算能力向上に結びつくという研究結果もあるなど、子どもの知育には手先を動かすことが重要です。
引用:(「幼児期における手指の巧緻性と計算能力の関係についての基礎研究/日本教育心理学会総会発表論文集(2019年)」)
くみくみスロープでは、パーツを組み合わせる作業を繰り返します。その過程が子供の脳の発達を促します。
価格 | 3,960円 |
対象年齢 | 3歳以上 |
素材 | ABS |
\論理的思考力が身につく/
②積み木を通して「ひらがな」が頭に入る
ひらがなさいころつみき
お子さんが3歳にもなると、ひらがなや算数の勉強も必要になる年頃…。
しかし、なかなかお子さんが机に向かってくれない。
そこで試していただきたいのが「ひらがなつみき」、積み木を積み上げながら、ひらがなを覚えられるおもちゃです。

- イラストとともに覚えられる
積み木のピースの裏にはイラストが書かれており、イラストとともにひらがなを覚えることができます。
「なかなかお子さんがひらがなを向かってくれニア」
- 組み合わせ方は自由自在、試行錯誤できる
ひらがなを組み合わせて好きな単語を作ったり、普通に積み木のように遊んだり。
さまざまな遊び方を試行錯誤しながら、単語を覚えることができますよ!

価格 | 3,630円 |
対象年齢 | 3歳以上 |
素材 | ビーチ、ムクゲ、MDF |
\楽しくひらがなを学ぼう/
③「問題解決力」と「論理的思考力」が身につく
ロジカルルートパズル
次に紹介する「ロジカルルートパズル」は、パズルを組み替えて、ボールを転がして遊ぶおもちゃです。

「ロジカルルートパズル」は「くみくみスロープ」と同じく論理的思考力を鍛えるのに適したおもちゃです。
違いはパズルを組む際に「問題集がついている」ということです。

ロジカルルートパズルの遊び方
- 問題集を読んで考える
- パズルのピースを当てはめていく…「論理的思考力」が身につきます。
- ボールが転がるか試す、ゴールなら完成!…実践する「問題解決力」が身につきます。
- 問題解決力が身につく
「ロジカルルートパズル」は、目の前の課題を考え、実践し、試す、という問題解決力が身につく玩具です。
これは社会人になっても要求される「PDCAサイクル」と同じ考え方で、早めに鍛えておくことで、お子さんの後の成績に大きな効果があると言えます。
- コミュニケーションの機会が増える
「ロジカルルートパズル」は少々難易度も高い問題も入っています。
そういった問題に「親が一緒に考えてあげる」、「友達と一緒に取り組む」などの機会を作ることでコミュニケーションの機会を増やすことができます。
必死になにかに取り組む子どもを助けてあげたい…そんな思いのお母さん、この「ロジカルルートパズル」で少しむずかしい問題を解かせて見てはいかがでしょうか?
価格 | 2,890円 |
対象年齢 | 4歳以上 |
素材 | ABS |
\問題解決力が身につく/
④音とイラストで英単語が学べる
えいごかるた
「小学校でも英語教育が始まっているので、なんとかして教えたい。」
ただ、小さい頃に英語なんて学んだことないし、どうやったらお子さんが理解してくれるのわからないですよね。
「えいごかるた」を使えば、子どもが楽しんで、かつ効率よく英語を学ぶことができます!

- さまざまな遊び方が用意されている
えいごかるたは「おしゃべりユニット」を使うことで、かるただけではないさまざまな遊び方ができます。

えいごかるたの遊び方
- おしゃべりモード…カードを音声ユニットにタッチすると、英語を読み上げてくれます。
- かるたモード…音声ユニットが単語を読み上げてくれるので、かるたのように遊びましょう。
- クイズモード…音声ユニットが日本語でクイズを読むので、その答えだと思う単語を取りましょう。
3つのモードを使い分けられるので、子どもも飽きずに、長く続けられることができます。
中でもクイズモードは問題解決力が鍛えられます。
というのも質問に対して自分で考えるためです。ただ丸覚えするのではないため、頭の中に定着しやすいです!
- イラストと一緒に、色々な英単語を覚えられる。

イラストで初心者向けの英単語を説明してくれているのも魅力、英単語がスルッと頭に入ってきます!
また、丸みを帯びた形状で、ケガをしないのもありがたい点。
こういった安全面も含めて、子どもに優しいおもちゃですね。
価格 | 4,400円 |
対象年齢 | 3歳以上 |
電池 | 単4×3本 |
\遊びながら英語を学ぼう/
⑤守破離を通して創造性が鍛えられる
デザインタイルアート
最後に紹介するのは「デザインタイルアート」、タイルを並び変えて好きなイラストを作るおもちゃです!

- 創造力が鍛えられる
「デザインタイルアート」は130個の、色と形が違うタイルを組み替えることで、お子さんの創造力を刺激できます。

この商品の強みはタイルの形がとても凝られていること。
単純な四角形や丸ではないので、凸凹したものや、模様入りのものなど、複雑なイラストも作ることができます。
3歳前後の子どもならば、外に出る機会、遊ぶ機会も増え、色々なものに興味を持つ年頃。
子どもが外で興味を持ったものをタイルプレートで作ってみましょう。
頭の中のイメージをアウトプットする過程は、プロの画家と同じ思考過程、お子さんの創造力の向上にはこれ以上ない刺激です。
- ガイドブックを真似て覚えられる
とはいえだ、「いきなり130個ものピースを扱うのは難しいのでは…?」と思われる方もいるのではないでしょうか。
この商品には130種類の事例が載ったガイドブックが付いており、真似ながらイラストの作り方を学ぶことができます。

「創造は模倣から始まる」という言葉があるように、あらゆるクリエイティブはまずは「真似」が始まりです・
「デザインタイルアート」はまずは真似てから、自分で想像する「守破離」の過程が遊びながら身につきます!
価格 | 3,480円 |
対象年齢 | 4歳以上 |
素材 | ABS |
\創造力が身につく/
まとめ
ここまで紹介したように、公文のおもちゃは、将来の勉強に必要な力を、自発身につけられます!
そして何より、すべてのおもちゃがお子さんが飽きることなく、楽しめる点が魅力。
公文式学習の教育メソッドである、以下の考えが存分に盛り込まれていると言えるでしょう。
「自分自身の生きる道を自らの力で切り拓いていける健全で有能な人材」の育成を目指す
公文式の特長 /KUMON公式サイト
お子さんが喜んで使ってくれることは間違いなしです。
そして、そういったお子さんの自発的な行動が、将来の可能性につながっていきます。